水切古墳(みずきりこふん)
文:福井市立川西中学校 ボランティア 湊、横山(2020年9月27日)
参考文献:鶉の里物語(1996)鶉の里物語編集委員会 編、うらがまちづくり鶉地区実行委員会 出版
皆さんは、水切古墳を知っていますか?
水切古墳は3つにわかれています。
1号墳と2号墳は、福井市立川西中学校の裏にあり、3号墳は稲荷神社の参道わきにあります。
この古墳群は、6世紀~7世紀頃に作られ、現在福井市文化財に指定されています。
1号墳
1号墳は前方後円墳で、中には仏像が祀ってあります。
また、玄室(棺を納める部屋)があります。
この玄室の広さは、幅1.9m、高さ2.3m、奥行き4.0mです。
県内では有数の古墳と呼ばれており、有力な豪族のものと言われています。
2号墳
2号墳は円墳で、幅1.4m、高さ1.5m、奥行き6.0mです。
3号墳
3号墳は小さな円墳で、幅1.0m、高さ1.7m、奥行き6.0mです。
出土品
- 勾玉:7個
- 金色釧(腕輪):2個
- まり(酒を入れる器):2個
- 提瓶:2個
- 高杯:4個
- かめ(壺のようなもの):1個
感想
私は水切古墳について何も知りませんでしたが、資料を見たり実際に行ってみたことで古墳についての知識がつきました。
身近に史跡があるのは、すごいことだと思いました。
また、福井市文化財に指定されていることに驚きました。
興味があったら皆さんもぜひ行ってみてください!